2021年4月から山形大学では「スマート・テロワール構築プロジェクト」として、庄内地域でのスマート・テロワール構想の実現に向けた新たな取組みを開始しました。
山形大学では、2016年4月にカルビー株式会社元社長の故松尾雅彦氏の支援により設置された寄附講座「スマート・テロワール」形成講座において、余剰水田や耕作放棄地を活用して、耕畜連携、農工連携、工商連携によって輸入原料に依存している加工食品を、‟地域産原料”を活用した加工食品に置き換える取組みを行ってきました。寄附講座が2021年3月に予定期間(5年)が終了するにあたり、2021年4月より「スマート・テロワール構築プロジェクト」として、新たな加工食品の開発や地域肥料資源の有効活用を進めながら、地域全体の循環型農村経圏の構築に向けてさらに取り組みを進めていきます。