山形大学農学部では、スマート・テロワール(循環型農村経済圏)構想の実現に向け、日本中央競馬会(JRA)畜産振興事業に応募し、令和6年度からの研究開発実施事業として採択されました(3年間・総額約6500万円)。この事業の採択は山形大学では3回目となります。
採択された研究テーマは「豚肉加工品を核とした循環型経済圏モデルの構築」で、さらに美味しい豚肉加工品を目指して、加工仕向けに特化した豚肉生産技術の開発を主な目的としており、精肉生産が中心の我が国では非常に珍しい研究テーマです。
さらに本研究では、豚肉加工品の他にもコムギ製品やダイズ製品などの商品開発と地域内販売によって、庄内地域を循環型農村経済圏のモデル地域として展開していくことを目標としています。